創業物語
私たちが最も大事にしているのは、外壁塗装を通じてお客様に「笑顔」になっていただくことです。ただお金を貰って、注文通りの外壁塗装をするだけでは生活はできてもやりがいはありません。大切なお家が綺麗になって、お客様が笑顔になったとき初めて私たちの仕事に意味が生まれるのです。
人というのは嬉しい時、幸せな時には笑顔になりますよね?
私たち職人も塗装が綺麗に仕上がった時は嬉しくて思わず笑顔になってしまいます、そして完成したお家を見て笑顔になったお客様を見て、また笑顔になります。自分たちの仕事で笑顔になってもらえると思えば、辛く厳しい仕事でも笑ってこなせるのです。私たちはそんな「笑顔」の連鎖を大事にしています。
お客様に笑顔になってもらうことで私たちも笑顔になれるのです。
もちろん最初から思うような仕事はできませんでした。
創業当初、仕事が取れず大手企業の下請けで外壁塗装をやっていたのですが、とても満足のいく仕事ができるようなお金はもらえませんでした。お客様に私たちの本来の仕事を見てもらいたくてもそれが許されなかったのです。限られた金額でも何とか良い仕事をと工夫をしてもみましたが、それでも赤字となることが続き、ついには従業員の給料すら払うことができなくなってしまいました。大手下請けでは本当の仕事はできないと痛感しました。
そして、「これでは駄目だ!お客様の為にも、自分たちの為にも、納得のできる仕事を適正な価格で提供しよう!」と心に誓ったのです。
そのときやっていた大手下請けはすべてやめました。もちろん自分たちで仕事を取ってくるのは簡単ではありません、数多くの失敗を繰り返しながら、それでも「納得のできる仕事を提供したい!」と諦めずに挑み続けました。
それから30年、いろいろ試行錯誤しながら今にいたります。
今では、お客様の「笑顔」のお手伝いをしていると自信を持って言えます。これからもあの時の悔しさを忘れずに、さらに良い仕事ができるよう様々なことに挑戦していき、お客様と、私たちと、たくさんの笑顔を作っていきたいと思っております。
代表親方 人見哲義