屋根材の種類をご紹介!
2023/03/07
こんにちは🧸事務員の北村です。
今年の花粉飛散量は10年に1度レベルに大量らしいです。
もともと花粉症の私ですが、今年は特に酷くて困っています。
おすすめの花粉対策法や対策グッズがあれば教えてください!
本題に入ります。
屋根材の種類は知っていますか?
意外に知らない種類の屋根材もあるかと思うのでご紹介します!
屋根材の種類
瓦屋根 (和瓦・洋瓦)
粘土を使った焼きものの屋根材です。
瓦屋根にも大きく分けて、和瓦と洋瓦があります。
①和瓦
昔ながらの日本家屋で使われている瓦です。
波を打ったような形をしているのが特徴です。
★メリット
雨水が染み込むことがないので、塗装をする必要がありません。
耐久性が高いです。台風などで瓦が割れてしまった場合は一部の差し替えで対応できます!
★デメリット
材料費や施工費が他の屋根材に比べて高いです。新築で費用を抑えたい場合は向いていません。
そして洋瓦はとても重いので耐震性が低いです。
②洋瓦(正式には洋式瓦)
元々海外の住宅で使われていた瓦です。
日本でも洋風住宅などで使用されています。
★メリット
和瓦は波を打ったような形でカラーバリエーションが少なく重たい印象ですが、洋瓦はカラーバリエーションが多くデザインも豊富なので重くならず、おしゃれな印象になります。
また通気性が高く結露しにくいので、高温多湿な日本の住宅に合っています。
★デメリット
和瓦と同じで高額になります。
洋瓦の中でも特にS型は施工難易度が高いので、その分高額になり費用を抑えたい場合は向きません。
瓦が重いので耐震性が低いのも和瓦と同じです。
廃盤になっている場合があるので、同じ製品を使って修理をしたくても生産・販売終了になっているケースもあります。
スレート屋根
セメント成分に繊維質の材料を織り交ぜてできた薄い屋根材です。
コロニアル、カラーベストなどという商品名で呼んだりもします。
★メリット
日本で多く普及していて、デザインやカラーの種類も豊富です。
修理やリフォーム工事に対応している業者も数多くいます。
瓦屋根などと比べると安価です。
耐火性、断熱性に優れているのも良い点です。
軽量なので耐震性に優れているのも日本の住宅にとっては、とても良いメリットです。
★デメリット
暴風雨に弱く隙間から雨水が入り込みやすいです。
人や雪の重さで割れてしまうことがあるので、ひび補修が必要です。
瓦屋根は基本的に塗装不要ですが、スレート屋根は定期的な塗装が必要です。
セメント瓦
セメントと川砂を混ぜ合わせて作られた屋根瓦のことです。
★メリット
セメントを原料としているので形を加工しやすいです。そのため多くの形のセメント瓦が製造され、形の種類が豊富です。
日本瓦より安価なので手を出しやすいです。
厚みがあり遮音性が高く、また断熱性も高いです。
★デメリット
セメントが原料なので固く、ひび割れが起こりやすく割れやすいです。
瓦屋根は基本的に塗装は不要ですが、セメント瓦は原料がセメントなので、瓦の表面の塗装がなくなると素材が露出してしまいます。
素材が露出したまま放置すると、割れたり雨水が中に染み込んでしまいます。
トタン屋根
薄い鉄板に亜鉛メッキを施した屋根材です。
住宅はもちろん、倉庫や工場の屋根などにも使用されています。
トタン屋根は軽量で安価なのに雨漏りしにくいのがメリットです。
しかし、サビが発生しやすく断熱性能がありません。
なので最近の住宅で使われることは少ないです。
トタン屋根は大きく分けて3種類あります。
①波板トタン屋根
波を打った形の屋根です。
波を打った形にすると平らな形の板よりも強度が増します!
波板トタン屋根は後から塗装する事が難しいです。
②瓦棒葺きトタン屋根
芯木と呼ばれる瓦棒が垂木に打ち付けられていて、打ちつけた芯木に金属板を巻き付けて釘で固定をしています。
雨漏りに強いです。
③折板トタン屋根
波板トタンよりも鉄板を大きく折り曲げた形をしています。
鋼板を加工したものです。
昔の鋼板にはトタンと呼ばれる亜鉛めっき鋼板が使われていましたが、最近はガルバリウム鋼板が主流です。
体育館や工場や倉庫などに多く使用されています。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム銅板とは、アルミニウム55%+亜鉛43.4%+ケイ素1.6%によって構成された素材で金属の名前ではなく商品名です。
★メリット
耐用年数が長いです。また安価なのでコストパフォーマンスが高いです。
軽いので耐震性に優れています。
アルミニウムが主な素材なので、他の金属と比べるとサビにくく耐久性が高いです。
しかし全くサビないわけではありません。
★デメリット
金属屋根なので断熱性・防音性が低いです。
アスファルトシングル
ガラスの繊維をアスファルトでコーティングして表面に小石を貼り付けた屋根材です。
★メリット
仕上げ材に防水シートが使われているので防水性に優れています。
防音性が高いです。
柔らかいシートなので加工しやすく、DIYもしやすいです。
軽いので耐震性に優れています。
★デメリット
勾配がない屋根へは向いていません。
劣化すると表面の小石が剥がれて落ちてくることがあります。
屋根が北側にあったり湿気がこもりやすい場所だと、カビやコケが生えやすいです。
ステンレス
表面の塗装は、ガルバリウム鋼板と同じで工場で塗装されているので、経年による紫外線で色あせは起きます。
★メリット
サビに強いので海岸近くのお家で使われたりします。
劣化しにくいので表面の色あせが気にならなければ、塗装メンテナンスがほぼ不要です。
★デメリット
防音性や断熱性に劣ります。
ガルバリウム鋼板より2~3倍高いです。
どうでしたか?
意外に知らない名前の屋根材もありましたか?
屋根材によってメンテナンス方法も異なってくるので、ご自宅の屋根の種類を把握しておくのも大切です!
入間市 所沢市 飯能市 狭山市
地域密着施工
外壁塗装・屋根塗装専門店 ヒトミ塗装
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