パミールへの塗装はできません❌
2022/06/20
こんにちは🎵事務員の北村です。
ここ最近は連日夏日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
コロナ渦になってからプールや海に遊びに行くのを自粛していましたが、今年は久しぶりに行けそうなのでワクワクしています🪄✨
皆さんも夏のお出かけの予定は決まっていますか?
今から夏の楽しい過ごし方を考えるのもいいですね。
本題に入りましょう!
皆さん、パミールを知っていますか?
パミールとは?
パミールとは、1996年~2008年までニチハ株式会社から発売されていた屋根材のことを言います。
当時はアスベストが入っていない屋根材として多くの業者が採用していました。
しかし!施工後10年ほどでボロボロと剥がれたり、屋根材がズレ落ちてしまう事態が発生し、現在は製造中止となっています。
様々な不具合が出てしまい塗装をしても無意味なため、『パミール=塗装できない屋根』になってしまいました。
パミールの見分け方は劣化でわかります⭕
①層間剥離
ミルフィーユ状に層になってボロボロと剥がれる症状です。
これは最も代表的な不具合の特徴です。
②屋根の先端が白っぽくなる
ミルフィーユ状になって剥がれる前にこのような症状が出る事があります。
屋根材が傷んでくると先端が白っぽくシミのようになります。
この症状のまま放置しておくと屋根が剥がれ始めます。
③釘の腐食
原因は、使用されていた釘の中にメッキ処理が薄いものが含まれていたため とニチハが公表しており、メッキ処理が薄いと釘の腐食やサビが起きやすいと説明しています
④屋根のズレ
釘の腐食によって、固定されていた屋根材がズレてしまう症状です。
これを放っておくと屋根材ごとズレ落ちてしまい、事故に繋がる恐れもあるので注意が必要です。
パミールは見た目にも特徴があります⭕
①薄く縦のラインが入っている
②先端の凹凸が等間隔
パミールのメンテナンス方法は?
パミールは塗装ができないので、屋根が劣化してきたらカバー工法か葺き替えをするしかありません。
カバー工法とは、既存の屋根材の上に新しい屋根を重ねる工事のことです。
葺き替えとは、既存の屋根を撤去して新しい屋根を設置する工事です。
葺き替えは古い屋根を処分する費用がかかるので、カバー工法の方が費用を抑えられます。
しかし、雨漏りしていたり下地が傷んでいると、カバー工法は使えません。
屋根に残った水分をそのまま閉じこめてしまうことになるので、新しい屋根を重ねたからと言って雨漏りは治らないので注意してください!
ご自宅の屋根材がパミールなのかわからないという方は、建てたハウスメーカーに確認するか、一度業者に見てもらいましょう!
自分で屋根に登って確認するのは危ないので絶対にやめてくださいね💦
ヒトミ塗装のプロたちに任せてください!
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