屋根塗装『縁切り』って…??
2020/04/19
こんにちは!はじめまして!!4月から事務員として仲間入りしました。吉澤と申します!
よろしくお願いします(*^▽^*)
4月も後半に差し掛かり、あと少しで5月。そろそろ雨の日も増えて梅雨と呼ばれる時期が迫ってきてますね☂
大雨の際に当社には雨漏り修理の依頼が数件入ってきました。
このブログを見てくださっている方の中にも雨漏りが…というかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな雨漏りを防ぐ屋根塗装の工程に関してお話させてもらおうかと思います。
早速ですが、屋根材の間に隙間があるのをご存知でしょうか?
隙間があると雨漏りするのでは…と思うかもしれないのですが
調べてみてびっくり、隙間がないほうが雨漏りをしてしまうのです。
そこで屋根材の間に隙間をつくる作業「縁切り」についてお話をしようと思います。
縁切りをすると先ほどからたびたび出ているキーワード「雨漏り」を防ぐことが出来ます。
雨水は強風や大雨など想定外の雨が降った時に屋根材の下に入り込んでしまいます。
なぜなら水に狭いところに入ろうとする力が働き、重力に反して水が屋根材の間に吸い上げられてしまうからです。・・・不思議ですよね??
そのため、屋根材の間が塗装で埋まってしまうと隙間がなくなり、入ってきた水が外に排出されず屋根の下地を腐食させ、雨漏りに繋がってしまうのです。
そうならないために縁切り作業を行い、水の逃げ場を作ることで雨漏りを防ぐことが出来ます。
雨漏りを防ぐことのできる大切な工程ですが昔ながらの方法だとカッターを使い一枚一枚屋根材を浮かせ塗料がつかなくするという事をしていました。時間と手間がかかる作業のためコストも上がり・足場を解体してしまえばやってあるかわからないなどといった理由により実は行われていないことがあります。
下の写真は縁切りが行われていなかった屋根の写真です。
屋根材の隙間が埋まってますね…。屋根もとてもボロボロに見えます。
ちなみに本来あるべき姿はこちら!
少し空間が開いているのがわかりますか??ここから水が逃げ、雨漏りを防ぐことが出来ます。
近くで見ると違いはすぐに分かりますが、屋根の上となると縁切りがしっかりされているのかわかりません。
先ほども言った通り従来の縁切りは時間と手間をかけて行うためこのような手抜き工事が起きてしまっていました。もちろん当社ではそのような手抜きは一切やっておりませんのでご安心ください。
また、最近ではこの時間と手間を省くことができる「タスペーサー」という道具ができ作業が格段と早くなりました。
先ほどの縁切りされている屋根にもタスペーサーが使われていました。こちらです。
この道具「タスペーサー」については次回のブログ更新の際に詳しく説明します!!!
さてさて、縁切りの必要性を伝えることが出来たと信じ今回のブログは終わりにさせて頂こうと思います。
うちの家の屋根もこうなっているかもしれないから見てほしい...。
梅雨が来る前に屋根の修理をして大雨に備えたい…。
屋根からではないところから雨漏りしだしている…。等々
お問い合わせ・ご連絡いただければ現地調査をさせていただきます!
勿論、雨漏り以外にも外壁塗装・屋根塗装などお住いの建物に気になることがありましたら、お気軽にご相談ください(*^^)v
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