こんにちは!塗装素人の吉澤です(o^―^o)
HPの施工事例更新だったり、ブログの記事内容を作るときに疑問に思ったことを調べることで勉強をしています!
基礎知識だけでも早く覚えられるように頑張ります!!!
さて、本日はテーマにも書いてある通り、『屋根の釘が浮いているって言われたら…』どうすればいいのかなと思いますよね。
屋根の釘は屋根の頂上にある、棟板金・棟瓦を固定している釘の事です。
この写真の様に屋根の釘が出てきてしまっている状態を釘が浮いているといいます。
ではなぜ屋根の釘が浮いてしまっているのか…その理由は大体が経年です。瓦の屋根でもスレート屋根でもどのご家庭の屋根であっても屋根の釘は7~10年で少しずつ抜けてきてしまうのです。
詳しい理由は屋根の種類によって異なりますが、
【スレート屋根】棟板金を使用
棟板金という名の通り金属を使用しています 金属は太陽の熱で温められると膨張し、夜になり涼しくなると縮む性質を持ちますこれを何年も繰り返すことで釘が押し出され抜けてしまいます
【瓦屋根】棟瓦を使用
屋根の頂上部分を釘やビスで固定している為、何年も雨風にさらされる事で内部の漆喰や木材が劣化し、釘が緩んでしまいます
上記の通り、詳しい屋根の釘が浮いてしまう理由は異なりますが共通して言えるのが『経年』により釘が抜けてしまうという事です。
屋根の釘が浮くことにより発生してしまう危険もあります。
放置するといけない理由
①屋根となると普段目につかない場所ですが、浮いた屋根の釘を放置したままだと雨水が侵入し、貫板(ぬきいた)と呼ばれる木部が痛む原因になります。
※貫板とは:簡単に言うと棟板金の中に入っている板で、屋根材と板金をつなげる役目を持ってます。
②ゆるんだままの屋根の釘を放置すると台風などの際に棟板金や棟瓦が飛ばされて最悪、人に危害を加えるものになってしまいます。
瓦はご存知の通りとても重いもので屋根から落ちると本来の重さ以上の衝撃で落下してきます。また、棟板金は瓦に比べれば軽量ですが金属の板のため角が鋭利なものもあり、変にふれてしまうと手を切ったりします。
③屋根が変形・破損し、その場所から雨水が入り家を傷ませる
雨漏りの原因にもなり、屋根が変形してしまうと屋根の釘の浮きを直すことだけより多くの修繕費用が掛かってしまいます。
釘うきは指摘されたら、まずは点検を依頼!!!!(ただし訪問営業の飛び込みでの点検はあまりお勧めしません)
各家の屋根材や状況によって、修繕方法が異なってきます。必ず屋根に上ってもらったうえで見積もりを作成してもらってください。
当社でも見積もりを行ってますので是非お電話もしくはHPでお問い合わせください!!!
HP問い合わせフォーム【https://www.hitomi-tosou.com/inquiry.html】
3回連続屋根の関連のブログ内容になってしまいました……。次回は何で行こうかな(。-`ω-)