塗装知識

手抜き工事を見破りましょう!

こんにちは!事務員の北村です。

すっかり暖かくなって春の気候ですね!

皆さんは花粉症ですか?

私はここ1,2年で発症してしまい、薬が手放せない日々です。

昼間と夜の寒暖差が大きく、体調を崩しやすいので気を付けてくださいね。

 

外壁塗装をする時の業者選び、どのようにして選んでいますか?

価格を最優先に考える人もいれば、信頼度を優先する人もいますよね。

しかし一番大事なことを忘れていませんか?

それは『きちんと施工するか、手抜き工事をしないか』です!

いくら安くても手抜き工事をされてしまうと不具合が出てきますし、建物の劣化は早まります。

せっかく高いお金を出してワクワクしながら完成を待つわけですから、しっかりと施工してもらいましょう。

 

今回は手抜き工事の事例をご紹介します。

1.簡易的な足場を組む

鉄パイプを繋ぎ合わせただけの足場を簡易的な足場『単管足場』と言います。

正しい足場を『クサビ式足場』と言います。

単管足場はコストを抑えられますが、単管足場を使っての高所作業は労働安全衛生法でも禁止されています。

2.高圧洗浄なし

塗装をする前に高圧洗浄で外壁の汚れを落とすのは、塗料の密着度を上げるのに重要な作業です。

高圧洗浄を雑にする業者、高圧洗浄をしない業者は他の作業も雑にする可能性があります。

3.養生が適当

通常、養生シートはお家の全面を囲むように4面張られます。

しかし時間短縮なのか1面しか張らない業者がいます。

窓や換気口、電気メーターやエアコンの室外機などにも塗料が飛ばないように養生しますが、作業を省くためにやらないのは手抜きと言えます。

養生してあっても丁寧にしないと意味がないので、チェックしてみましょう。

4.コーキングを交換しない

古くなったコーキングを撤去しないで、ただ上から打ち増しされていたら手抜きです。

またコーキング用養生テープを使わないでコーキングが打たれると、コーキング材が外壁にはみ出てしまうので、養生は必ず必要です。

5.ひび割れ補修をしない

ひび割れ補修をしないで上から塗装してしまうと、ひびが浮き出てしまいます。

細かいひび割れも直さないと、ひびから水を吸い込み外壁が剥がれたりします。

6.塗装の3度塗りをしない(2度塗りで終わらすなど)

塗装は3度塗り(下塗り、中塗り、上塗り)が基本です。

しかし作業短縮のために、2度塗りで終わらす手抜きをする業者がいます。

正しい塗り回数でないと塗装の耐久性が低くなってしまいます。

7.塗料を乾燥させる時間を守っていない

塗料によって違いますが、工程間で2~8時間ほど乾燥が必要です。

なので、3回塗りなのに1日で終わった、などの場合は乾燥時間を置いていない可能性が高いので工期を短くする為に手抜きしていると考えます。

8.スレート屋根の縁切りをしていない(タスペーサーを差し込んでいない)

塗料でくっついてしまった屋根瓦同士の縁を切る作業のことを『縁切り』と言います。

この作業を省くと、雨漏りの原因になってしまいます。

9.雨天でも作業する

通常、雨が降っているのに作業をすることはありません。

雨の中塗装をすると、

・塗料が流れて膜厚が薄くなってしまう

・塗料が十分に乾燥せず剥がれやすくなる

などの不具合が出てきます。

 

お客様でも手抜き工事を見破る方法は沢山あります!

工事中に少しでも不安を感じたら自分の目で確認しましょう。

手抜き工事を発見したら、工事を中断してもらうかやり直しをお願いしましょう。

 


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