こんにちはっ!事務員の吉澤です(。-`ω-)
本日は前回の続きの説明!リフォーム瑕疵保険のメリット・デメリットを説明していこうと思います!
前回の記事内容はこちら→→→https://www.hitomi-tosou.com/article/archives/594
では早速、説明していきましょう!
メリット
●第三者に検査してもらえる
リフォーム瑕疵保険では、工事の完了時は勿論。工事中にも専門の検査士が実際に建物を見て検査をしてくれます。
設計施工基準というものに沿って入念に行われるという事と、第3者からの検査が入ることで手抜き工事を防止することが出来ます(^▽^)/
●リフォーム業者が倒産しても保証してもらえる
万が一にも塗装やリフォームをしてもらった施工業者が倒産してしまった後に工事の瑕疵が見つかった際、自社保証があったとしても会社が存在しなくなってしまったため保証が受けられません。
ただし、補修はしないといけないので費用だけがかさんでしまうということになってしまいます。
そんな時、瑕疵保険に入っていた場合たとえ施工業者が倒産してしまっていても補修費用が保証されます!
補修が受けられない業者があったとしてもこの保険に入っておけば費用は保険で支払いが出来ます。
●瑕疵(かし)があっても第三者の検査員が証明してくれる
リフォーム工事の瑕疵は、専門的な知識を持った第三者の検査員によって証明されます。
検査員とリフォーム会社に利害関係は存在しません。
そのため施主側からすると第三者が工事に欠陥がないか確認し、仮に欠陥があった場合は、第三者の検査員が欠陥を証明してくれます!
デメリット
●保証期間が短い
前回のブログでも説明しましたが、リフォーム瑕疵保険の保険期間は1年または5年ととても短くなっています。
これに対して自社保証は大体5年以上10年未満程(使用塗料などにより異なる)のため、上記で記載した倒産リスクがないのであれば自社保証で事足りてしまいます。
瑕疵保険でも新築住宅における住宅瑕疵保険の保険期間は10年が一般的ですが、リフォーム瑕疵保険は半分ほど短くなっているので加入する際は注意をしてください。
●検査をするために工期が延びる
工期が延びるとはどういう事と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、メリットで説明した工事最中と工事完了後に行う品質確認を行うと必然的に工期が延びます。
悪天候の際に工事が延びるのはもちろんのことですが検査時も雨が降っていると検査が出来ないので日程がずれますし、検査をするために工事がストップするためその分も完工が遅くなります。
日程に関しては余裕をもって見ておきましょう!!!
●保険料が高い
当たり前ですが保険を利用するには保険料を払う必要があります。
リフォーム瑕疵保険に関しては保険料に加えて検査をしてもらうための検査料金の支払いが必要になるため高額になる場合があります。
保険料は保険金の支払限度額や住宅の床面積などによって変わるため試算をする必要がありますが、外装塗装(全面改修工事)で工事自体の費用が180万円、保険金支払限度が200万、検査が工事中と完了時の2回行うと、保険料合計は5万円ほどかかってきます。
保険料の支払い方法は塗装会社から保険会社へと支払いをしますが負担は基本お客様になります。何故なら塗装会社が一括で保険に入っているわけではなく、1棟ごと保険に加入するためです。
【参考】保険料金表:https://www.jio-kensa.co.jp/insurance/reform/common/pdf/default_02_april.pdf
メリットもありますがデメリットが目立ってしまうように感じます…。
保険に加入する際はしっかり上記のメリットデメリットも確認したうえで入ったほうがいいと判断してから加入するのをお勧めします!!
さてさて、今回のリフォーム瑕疵保険の説明はここまでにしましょう!!
次回はどこを説明しようかな…お楽しみに!!!